旅順に行こうと思ったわけ

皆さんは「日露戦争」と聞くとどんなイメージを持ちますか?

「日本が勝った戦争」「バルチック艦隊を破った日本海海戦東郷平八郎」「乃木坂46で名前の由来となった乃木大将」とか。

太平洋戦争と違って日本が勝った戦争なため、あまり悲惨なイメージは無く、私はむしろ日本がイケイケドンドンな時代の「楽に勝てた戦争」というイメージがありました。

そのイメージはNetflixでみたある映画を観て、一瞬で崩れ落ちました。その映画は「二百三高地」です。

日本侵略を目論むロシアから日本を守るため、次々と死んでいく日本兵たち。数分で部隊が全滅。今の平和な日本があるのは犠牲になったそんな英霊たちのおかげなのだと。その現場に行き、当時の日本兵がどのような気持ちであったか感じて見たくなったのです。

スカイスキャナーで最も航空券が安い時期を狙って、2018年10月に1週間かけて大連・旅順を観光してきました。